TOP

/

症例紹介

/

犬の食欲不振(蛋白漏出性腸症)

犬の食欲不振(蛋白漏出性腸症)

  • #消化器科

 2023年04月20日

こんにちは!
渋谷区にあります渋谷動物医療センターです🏥

今日はタンパク漏出性腸症の症例についてお話します!

タンパク漏出性腸症とは?

タンパク漏出性腸症とはその名の通り、タンパクが腸から出てしまう病態です。
症状は下痢、体重減少、浮腫、腹水(お腹が急に張ってきた)、胸水などがあります。
軽度の場合は気づかない程度の食欲不振のこともあり、
特異的な症状を示さないこともあります。

原因

原因は様々で、

  • 腸リンパ管拡張症

  • リンパ腫

  • 腸炎        などがあります。

検査

診断は血液検査と超音波検査を実施し、内視鏡による組織生検を行います。

症例

犬 パグ 10歳2ヶ月
避妊雌
既往歴:なし

4日前から徐々に食欲が低下しており、元気も少しないとのことで来院されました。

検査

血液検査・レントゲン検査を実施し、レントゲンには特筆所見はなかったものの、
血液検査ではアルブミンの低値が認められました(2.5g/dl)。(ALB正常値:2.6~4.0g/dl)

上記を踏まえ腹部超音波検査を行ったところ、十二指腸粘膜の腫れと軽度のリンパ管拡張が認められました。


また、別日に内視鏡による組織生検を実施しました。

結果

胃:著変なし
十二指腸:慢性腸炎 リンパ管拡張症(中等度)

治療

  • ステロイド

  • 消化管運動改善薬

  • 抗生剤

  • 整腸剤

  • 食欲増進剤

  • サプリメント   を使用

また食事も低脂肪食を食べています。

経過

現在も定期的に検査を行い経過観察中です。

同じ症状で受信を考えている方へ

電話する

初診の流れ

費用の目安

症例紹介の一覧に戻る