こんにちは渋谷動物医療センターです!今回はウサギさんの避妊手術に関してです。ウサギさんの不妊化手術は未だ一般的とは言えず、行っている病院も以前より増えてきたとはいえ、まだまだ少ないと思います。 しかし、ウサギさんの避妊手術の重要性は犬猫より上かもしれません!子宮がん:雌ウサギのおよそ半分が4〜5歳までに子宮腺癌に!未避妊のウサギは子宮腺癌などの子宮疾患が原因で9割亡くなる!問題行動(噛みつきや自咬・毛引など)が抑制が期待出来る?乳腺腫瘍や卵巣疾患もありますが、避妊手術の最大の目的は子宮腺癌の回避です。避妊手術をする・しないで平均寿命が異なるとの報告もあります。【写真:摘出中の子宮・卵巣】デメリット犬猫と比べても高い死亡リスク(1~3%)です被食者(食べられる側の動物)で、過剰なストレスに弱い気道や胸が狭く、麻酔中に呼吸の補助がしづらい麻酔薬への反応も個体差が大きく、心拍数を上げる薬剤が効きづらいが主な要因として上がります。 当院ではこれらメリット・デメリットをお伝えし、術前の検査で飼い主様の疑問や不安をできる限り解消しながら、手術にあたっていきます。渋谷動物医療センターではウサギさんとヒトとの共生をより楽しんでもらい、長生きしてもらうべく、避妊手術を行うことを推奨しています。 不妊化手術を考えていらっしゃる方・迷われている方はお気軽に渋谷動物医療センターにご相談ください。ご予約、お問い合わせは渋谷動物医療センター☎︎ 03-6421-0960 渋谷動物医療センター院長 小薗江