こんにちは。渋谷動物医療センターです。今回は、感染すると命に関わることもある「レプトスピラ感染症」についてご紹介します。レプトスピラ感染症とは?レプトスピラ感染症は、ネズミなどの野生動物の尿で汚染された土や水を介して感染する細菌性の病気です。感染すると、腎臓や肝臓に大きなダメージを与え、重症化すると命に関わることがあります。また、人にも感染する「人獣共通感染症」のひとつであり、東京都内でも感染報告があります。主な症状初期には、以下のような症状がみられます。発熱元気消失食欲不振嘔吐下痢さらに症状が進行すると、尿が出ない・尿量が少ない黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)出血やあざができる呼吸が苦しくなるといった重い症状が現れることがあります。「なんとなく元気がない」程度から始まることもあるため、早めの受診が大切です。どうやって感染するの?感染したネズミなどの尿に触れることで感染します。特に注意したい場所は、水たまり公園の排水溝まわり草むら川や池ゴミ捨て場周辺などです。キャンプや川遊びに行くわんちゃんだけでなく、都市部で生活しているわんちゃんでも感染する可能性があります。予防方法は?レプトスピラ感染症の予防には、混合ワクチン接種が有効です。わんちゃんの混合ワクチンには主に「6種」と「8種」があり、8種混合ワクチンには【レプトスピラ】の予防が含まれています。6種混合ワクチンジステンパーウイルスパルボウイルスアデノウイルス1型アデノウイルス2型コロナウイルスパラインフルエンザウイルス8種混合ワクチン(6種+以下を追加)レプトスピラ(イクテロヘモラジー)レプトスピラ(カニコーラ)こんなわんちゃんには8種ワクチンがおすすめですお散歩の機会が多い草むらによく入るドッグランを利用する川遊び・キャンプに行く公園によく行く生活環境によって、必要なワクチンは変わります。当院では、わんちゃんの生活スタイルに合わせて適切なワクチンをご提案しています。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。