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猫の尿管結石🐱

猫の尿管結石🐱

  • #腎・泌尿器科

  • #軟部外科

 2023年11月15日

こんにちは!
渋谷区にあります、渋谷動物医療センターです🏥

今日は猫ちゃんの尿管結石の症例をご紹介します。
尿管結石と聞いて、あの痛みか・・・と冷や汗をかかれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

尿管結石とは?

人ですとよく男性がなるイメージですが、実は動物にも尿管結石はあります。
そして原因は人でも多いシュウ酸カルシウムです。

ただ人と違うことは、

  • 背中が死ぬほど痛い

  • 冷や汗をかくほど痛い

  • これは病院に行かないと・・・!!!     …とは教えてくれません。 

症状

症状も

  • 数日間、元気食欲がなんとなく無いかな?

  • あれ?よく見ると血尿?                      などなど、、、

全く症状を出さない子もいたりします。

たまたま健康診断でレントゲンで石がかすかに映って分かった!
なんていう子もいるくらいです。

ただ、腎臓は左右あり、左右の腎臓は尿管を経て膀胱に繋がります。
片方の尿管が詰まっても、実は大きな影響はあまりありません。
が、両方の腎臓が詰まった時には生死に関わります。
そのため、尿管は片方が閉塞してしまった場合、早期に治療が必要になります。 

治療

治療には大きく分けて2種類あります。

  • 内科治療

  • 外科治療       です。

内科治療には点滴で尿の生成を促し、尿管を動かす効果のあるお薬を投薬します。

外科治療には

  • 尿管切開による結石摘出

  • 尿管ステント術

  • SUBシステム

  • 腎瘻カテーテル設置   などがあります。

症例

猫 8歳 去勢雄 雑種

元々尿管の結石を指摘されており、腎数値も上がってきたことから手術を行う運びとなりました。

治療

今回は、尿管切開により結石を摘出したのち、カテーテルを挿入しました。
緑の丸に囲まれているところが、結石の詰まりにより通常の尿管よりも太くなっている尿管です。

【写真:血管の下に管状の尿管が見える】

写真は尿管切開により、石を取り出しているところです。

【写真:器具の先端に挟まっている石が確認できる】

こちらは細い尿管にカテーテルを挿入している画像です。

【写真:尿管に通すカテーテル】

このようにつまりを解除した後に腎臓から膀胱までの道をカテーテルで作ってあげることで、尿の通り道を確保することができます。

尿管結石の原因はご飯で溶けてくれない石がほとんどです。

定期検診で腎臓に石がある・尿管に石があると言われた子は少しの体調不良でも
動物病院に行ってくださいね。

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