こんにちは!渋谷動物医療センター(SAMC)では毎週火曜日に犬のしつけサービスをご提供しています。犬のしつけでお悩みの方や犬との暮らしでお困りのことがあれば、ぜひトレーナーにご相談してみてください!親身になって解決の糸口を一緒に探してくれますよ。※トレーナー:千葉にて出張でトレーニングをしている「JAHA認定家庭犬しつけインスタントラクター」の大川です。========== ●子犬のお散歩デビュー子犬を飼い始めて初めの頃は、ワクチンの関係でまだお散歩に行けないことが多いと思います。やっと獣医さんからも許可が出て、楽しみにしていたお散歩に行ってみたもののなんだか上手くいかない。このようなお散歩デビューのお話はよく聞きます。どうして上手くいかないのか、どうしたら楽しくお散歩できるのか。ぜひ準備編とあわせてご覧ください。●いざデビュー!抱っこでお外の環境も経験させた、リードや首輪・ハーネスもお家の中でつけた。さあ楽しみにしていたお散歩へ!でもちょっと待ってください。人間だって練習ではうまくいっても本番ではなかなかうまくいかないことはありますよね。事前に準備をしておけばすぐに行けるようになる子犬もいれば、実際にお外の地面に降ろすとまったく練習通りにいかない子犬だっています。まずは人通りや車通りの少ない道を選んで、子犬のペースで子犬が行きたい方向へ歩くようにしてみてください。もし車道等の危険な方向へ進むようなら抱っこで方向修正をして構いません。自分の足でお外を歩くことを経験させてあげましょう。●リードは引かずに「固定」する子犬が自分で歩き出すと、今度はあちこちに行ってしまい、まったく人の側なんて上手に歩いてくれない!そんな思いをしている方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく、それでOKです。みんな初めはそんなものです。人間からするとあちこちに向かって歩く子犬に対して、一緒に歩きたいと感じると思います。その際、注意しておきたいことが、子犬の動きをコントロールしようとして「リードを引く」行為です。人間が行きたい方向にリードを引くのは普通のことに思えますが、お散歩デビューの子犬には行きたい方向に進めないことは訳がわかりません。リードを引かれると踏ん張ってしまい、歩かなくなってしまう子犬も多い印象です。初めは人も慣れが必要ですが、子犬が危険な方向へ進みそうになったらリードを引くのではなく、予め長さを一定に固定しておきましょう。その長さよりも先に進めないとわかれば子犬は動きを止めるので、それから再度歩き出したり抱っこで方向を変えるようにすると良いでしょう。● 「匂いかぎ・拾い食い」は興味の表れまた外に出ると地面の匂いをかいだり、道路に落ちてる葉や道端に生えている草を食べてしまうことも見られます。しかしそれは今まで見たことがないものへの興味の表れです。口に入れることは心配になってしまうかもしれませんが、確認作業の一部だったりもします。また犬という動物は匂いをかぐことが好きな動物でもあるので、危険が無ければ匂いかぎを充分させてあげてください。多少なめたり口に入れても、美味しくなければ自分で吐き出すことも多いため、口にした瞬間すぐに出そうとするのではなく、歩き始めて様子を見てみてください。興味が薄れて口から出すことと思います。あまり人が口から無理矢理出そうとし続けると、子犬は人の思いとは反対に「早く飲み込もう」としたり、口の中のものを守って人を咬む行動が出てしまう場合があり、余計に問題が大きくなってしまうことがあります。もちろん無闇に食べさせるのではなく、前項で記述したように、予めリードの長さで拾い食いができないように止めてあげることも大切です。子犬に合わせてお散歩でたくさん刺激を受けさせ、楽しいことと認識させていきましょう。●すでにお散歩が大変お散歩がすでにもう大変な人は、ぜひ専門家にアドバイスを求めて、一緒に楽しくお散歩していきましょう!当サービスでも一緒に練習していくことが可能ですので一度ご相談ください。●子犬のしつけ当院では子犬の社会化向けプログラムとして「パピーパーティー」をご用意しております。お散歩デビューの他にも家族以外の人とのごあいさつや他の犬とのごあいさつ、各種お手入れや病院での診察など、家庭犬として生活するうえで必要なことを犬の様子に合わせながら経験させていきます。現代の家庭犬は人との距離が近くなった分、人間社会で生きることを求められることが多いです。その為、子犬の幼齢期から様々なことを経験させ、子犬の心のキャパシティをしっかり広げておきましょう!◆◇◆◇パピーパーティー50分 5,500円(税込)参加制限:生後5ヶ月齢まで最大予約数 4組◆◇◆◇==========犬のしつけは1日にしてならず。犬が行動を覚えるために継続することがとても大事です!ぜひ犬と一緒に楽しくレッスンを受けに来てくださいね