犬のしつけは、大きく分けると二つに分けられます。「ハウスマナーを身につけること」「コマンドができるようになること」犬を家族に迎え入れたばかりの飼い主様からよく聞かれるお悩みは、甘噛みやトイレの失敗、吠え、家の中で落ち着きがない、イタズラをしてしまうといった「ハウスマナー」に関するものがほとんどです。ハウスマナーは、犬が人と暮らすうえで必要な生活習慣です。これは人の子どもに生活ルールを教えることとよく似ており、犬の性格や感情、好き嫌いの影響を大きく受けます。そのため、身につくまでにはどうしても時間がかかる傾向があります。一方で、「おすわり」「ふせ」「おいで」「おて・おかわり」といったコマンドの練習は、何も知らない状態の犬に対して、ごほうびを使いながら一から教えていくものです。そのため、犬にとって理解しやすく、比較的短期間で覚えられることが多いのが特徴です。このように、一言で「犬のしつけ」と言っても、内容や犬の年齢、性格によって、覚えるまでの時間や難易度は大きく異なります。だからこそ家庭犬のしつけでは、まだ性格や行動の癖が固まりきっていない「子犬の頃からのしつけ」がとても重要だとされています。子犬の時期から取り組むことで、ハウスマナーも比較的スムーズに身につけることができます。多くのトレーナーが「子犬の頃のしつけが大切」とお伝えしているのは、このためです。子犬との暮らしの中で困りごとや不安を感じた際は、ぜひ早めにトレーナーへご相談ください。