こんにちは!渋谷動物医療センター(SAMC)では毎週火曜日に犬のしつけサービスをご提供しています。 犬のしつけでお悩みの方や犬との暮らしでお困りのことがあれば、ぜひトレーナーにご相談してみてください!親身になって解決の糸口を一緒に探してくれますよ。 ※トレーナー:千葉にて出張でトレーニングをしている「JAHA認定家庭犬しつけインスタントラクター」の大川です。 ==========●歩かない犬への対応前回、歩かない犬への対応として、まずは犬に寄り添って一歩踏み出すのを待ちましょう。街中の匂い嗅ぎや広い場所で走る楽しさなど、お散歩自体に楽しいことを見出して、犬が自分から歩き出すことを待ちましょう。と書きました。ではそれだけで歩けるようになるかというと、なかなかそれだけでは難しい場合も多いと思います。では具体的にどんなトレーニングを施していくのか、見ていきましょう! 【お散歩で歩くトレーニング】①静かな環境で少しでも動ける場所を見つける②おやつを持ち犬から一歩離れて呼び戻し、足元まで戻ってきたらおやつを与える③一歩ずつ呼び戻す距離を離していく④犬と人が同じ方向を向いて、犬が人の横を歩くようにおやつで誘い、歩けたらおやつを与える⑤人の横で歩く距離を一歩ずつのばす⑥静かな環境だけでなく、徐々に刺激が加わるように他の場所でもおこなっていく まずはお互いに向き合った状態で呼び戻し、外を自分で歩いていることを褒めてあげましょう。そこにおやつなどの大好きなものをプラスしてあげればさらに良いです!そこから今度は同じ方向を向いて一緒に歩きましょう。 呼び戻しでもここでも前回と同じく、やはり一歩ずつがポイントです!一気に距離を進めようとすると、犬が途中で止まってしまう場合が多いです。少しずつ距離をのばしましょう!ここまでを静かな環境でできるようになって、初めて場所を変えていきます。 さらに言えば、早速普段のお散歩コースを使用するよりは、まずは閑静な住宅街などをオススメいたします。刺激の増やし方も一歩ずつが理想的です!どのステップも焦りは禁物!前回の記事同様、一回の練習時間の長さより回数で勝負していきましょう。長時間の練習よりも、少しでも歩ければ短時間で切り上げていく。無理せずゆっくり、昨日より一歩でも長く歩ければそれで万々歳。そんな気持ちで気長に練習を続けた方が、きっと良い結果に繋がっていくと思います♪========== 犬のしつけは1日にしてならず。犬が行動を覚えるために継続することがとても大事です!ぜひ犬と一緒に楽しくレッスンを受けに来てくださいね♪